夕ご飯を7時ごろ食べ終わると、8時頃から父さんが帰ってくるまでソファーの上で爆睡。
私はテレビを見終わると、爆睡しているかなさんを1階のリビングに残して、サッサと2階に上がって寝ます。
そんな私をチラッと見ることもなく、スーピースーピーと心地よい寝息を立てながら眠り込んでます。
寝息と共に
「どうせ母さんはもう遊んでくれないんでしょう!」と、そんな声が聞こえてきそうです。
けな気に父さんの帰りを待っている割には、
深夜に帰ってくる彼をドアまで行って熱烈歓迎するわけでもなく、
ご飯を食べ終わるまで爆睡しているんだそうです。
父さんがやっとご飯を食べ終わる頃、
う〜ん、と
あくびをし、伸びをし、
「待ってました♪」とばかりにお気に入りのおもちゃをくわえて「遊べー」と足元に落とすのです。
「おぉ〜お、そうかそうか、よしよし、今日はこれで遊ぶか?」と
飲み残した焼酎を片手に12時を回っている深夜に
ピーピーと鳴るおもちゃで遊び、
たっぷりとおやつをもらって、
一緒に2階に上がって寝るのです。
これがかなさんと父さんの日課。
困ったもので
これが習慣になってしまっています。
当然、
入院してしまっている父さんが帰って来る訳もなく、
そんな事も
かなさんには解る訳もなく、
毎日ひたすら父さんの帰りをソファーの上で寝て待つかなさんです。

放っておくわけにもいかず、
しょうがないので
寝ているのをいい事に、強制的に抱っこしようとすると、

不満げです。
かなさんにしてみれば、
夜、父さんと遊び、おやつをもらうのは
その日最後のビッグイベント。
鍋で言えば
食べた後のシメの雑炊みたいなもの。
手を伸ばし、抱っこしようとすると、
仰向けになり、ヤダヤダをする。

なんとなく、
寂しそうな表情さえ浮かべる。

あくまでもここで
父さんを待つ気である。

そうか、そうか、
なんとも強情なわんこです。

こうなれば、
かなさんの最大の弱点を利用するしかないね。
電気を消し、
サッサと2階に上がり、
おやつが入った容器をシャカシャカと振る・・・
かなさん
2秒で2階に到着。
一度2階に上がったら一人では下りれないかなさんです。
あんなに「2階に上がるよーー」と呼んでも、
聞こえない振りをしておきながら、
おやつの容器のシャカシャカ音は聞こえるのねっ!
父さんが入院してから
毎夜、繰り返されるこの光景。
いつになったら
素直に2階に上がってくれるのでしょう。
追記:
20日に無事に手術が終わり、
傷口も小さく、痛みも少なく、
元気に回復しております。
来月半ばごろには退院できそうです。
大変ご心配をお掛けしました。
暖かいコメント本当にありがとうございました。
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